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出版部

【高精細カラー版】影印資料特集

活字翻刻ではわからない原本の情報を精確に再現した八木書店の複製出版。
なかでも、古辞書の訓点や古記録の複雑な記述、絵画資料の微細な色遣いなどを、最新技術による高精細カラー版で影印した資料をピックアップして一覧にしました。

高精細カラー版影印資料を代表する新天理図書館善本叢書、尊経閣善本影印集成シリーズについては各特集ページもご覧ください。

◆関連特集

熱田本 日本書紀【重要文化財】(全3冊)

★新聞各紙絶賛!『日本書紀』の重要写本を迫力の大型本で体感する

熱田本は吉田本系の写本といわれ、全三十巻のうち十四巻を伝えるもので、日本書紀校合上重要な位置を占める。
墨朱濃淡・料紙の質感等、原本の様態を精緻に再現。書誌・訓点・和歌・料紙など、原本調査をふまえた多角的な視点からの解説を収録。

第1冊(巻第一上~巻第四)
第2冊(巻第五~巻第十)
第3冊(巻第十二~巻第十五、解説)

◆関連コラム

日本書紀の写本一覧と複製出版・Web公開をまとめてみた

尾州家河内本源氏物語【重要文化財】(全10巻)

★54帖が揃った『源氏物語』写本の現存最古の一つ!

尾州家河内本源氏物語は、鎌倉時代に作成された河内本の最古写本として伝わり、研究者の厳密な原本調査によって、河内本最古写本にとどまらず親行稿本そのものである可能性が指摘された。
源氏物語本文研究に新たな画期をなす重要写本の全貌をカラー版で精緻に影印する。

第1巻 桐壷・帚木・空蝉・夕顔・若紫・末摘花
第2巻 紅葉賀・花宴・葵・賢木・花散里・須磨・明石
第3巻 澪標・蓬生・関屋・絵合・松風・薄雲
第4巻 朝顔・少女・玉鬘・初音・胡蝶・螢・常夏
第5巻 篝火・野分・行幸・藤袴・真木柱・梅枝・藤裏葉
第6巻 若菜上・若菜下
第7巻 柏木・横笛・鈴虫・夕霧・御法・幻
第8巻 匂宮・紅梅・竹河・橋姫・椎本・総角
第9巻 早蕨・宿木・東屋
第10巻 浮舟・蜻蛉・手習・夢浮橋

◆関連コラム

オールカラーの『源氏物語』―尾州家河内本と池田本―(宮川葉子)

定家本 源氏物語 行幸・早蕨【重要文化財】

★重要文化財に新指定!幻の定家本を高精細原寸カラーで複製

これまで詳細不明だった源氏物語定家本『行幸』(国所蔵・文化庁保管)、『早蕨』(個人蔵)二帖の全貌を高精細原寸カラー版で初公開!
解題には、これまで未紹介の参考史料として、藤原定家による大原野行幸の儀式次第書『大原野行幸次第』(個人蔵)の全文翻刻も付載。

※『定家本 源氏物語 若紫』は品切です。

尊経閣文庫本 桂川地蔵記 影印・訳注・索引

★室町時代の教科書を影印と索引・訓み下し・現代語訳で公刊!

室町時代の武家の教科書として広く読まれた本書の全文をカラーで撮影し影印。さらに索引・訓み下し・現代語訳・注・解説を付した。
中世の日常で使われたさまざまな語彙を読み仮名付きで示すほか、飲食物、衣装、茶道具、絵画、薬などを列挙する。中世の風俗・文化研究に欠かせない格好の資料。

ひですの経

★新出キリシタン版が90年ぶりに高精細カラー版でよみがえる!

底本は1611年長崎刊の孤本キリシタン版(ハーバード大学ホートン図書館所蔵)。1907年にベルリンの古書店目録に掲載されて以来、内容不明のまま行方不明になっていたが、2009年に米国において存在が確認された。
その内容は、ドミニコ会のスペイン人説教師ルイス・デ・グラナダ著『使徒信条入門』(1583 年)の第一巻の抄訳で、未信者や入門者にデウス(創造主)の存在を説くものである。
日本語・日本文学、宗教・思想史、書誌学、文化史など、様々な研究分野に進展をもたらす新出資料。

天草版 ラテン文典

★1594年に天草で刊行されたキリシタン版を高精細カラーで影印!

ラテン文法の枠組による初の日本語文法書!1549年刊行のキリシタン版(エボラ公共図書館所蔵原本)を高精細カラーで影印。
誤植・不鮮明箇所の補読を行い、漢字・仮名表記を補って本文を翻刻。さらに最新の知見による解説を付した。
日本語学、言語学、日欧交渉史、宗教史、印刷史などに必携の基本資料。

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天草版ラテン文典 巻一全釈 ★原典初版刊行450年記念、初の全釈!

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リオ・デ・ジャネイロ国立図書館蔵 日葡辞書

★2018年にブラジルで新発見!400年前のキリシタン版辞書

原本は2018年にブラジルのリオ・デ・ジャネイロ国立図書館で発見された。
日本語にポルトガル語で注釈を付したキリシタン版『日葡辞書』は、これまでに4冊(オクスフォード大学ボドレアン図書館蔵本、パリ国立図書館蔵本、エヴォラ公共図書館蔵本、マニラ本)が知られており、本書が5冊目(補遺篇欠)となる。
リオ・デ・ジャネイロ国立図書館による全頁の撮り下ろし高精細撮影画像に基づき、原紙の風合い、インキのかすれ・滲みに至るまで、さながら原本を手に取って見るかのような製版・印刷を実現。

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リオ本『日葡辞書』の発見(白井純)
希少なキリシタン版の辞書(白井純)- ALL REVIEWS

誹諧短冊手鑑

★古筆の家に伝わった新出資料の全貌を初公開!

新発見の江戸初期俳人756名、804枚の短冊を高精細カラーで影印、さらに裏書・作者情報も全て図版掲出。
筆跡・短冊料紙の文字通り『手鑑』であるのみならず、貞門・談林の著名俳人を網羅し、元禄以前のさまざまな階層の俳人の素性を伝える画期的資料。

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天理図書館所蔵 春雨物語—羽倉本・天理冊子本・西荘本—

★上田秋成晩年の傑作『春雨物語』の新出自筆稿本!

上田秋成は文化6年(1809)に76歳で門人の荷田(羽倉)信美家にて没した。羽倉本は、その羽倉家に代々伝わった秋成関係資料のうちの一つで、本文6篇より成る。
これまで未知の自筆稿本であり、『春雨物語』における本文の改稿や推敲過程を考える上での重要資料。
羽倉本の高精細カラー影印と併せて、影印未刊行であった天理冊子本(全57丁)および本文完備の西荘本を収録し(モノクロ網目版)、解題と羽倉本翻刻を付す。

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