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- 2025/06/24
- 古書部「注文書のない古書目録」配布中(6月分反映済)
- 2025/06/9
- 出版部「西山宗因年譜考証索引」をPDFで無償公開しました
- 2025/06/5
- 出版部コラム「やさしい茶の歴史(二十)」を公開しました
- 2025/06/4
- 日本古書通信「日本古書通信」6月号(90巻6号)6月16日発売
- 2025/05/27
- 古書部活字をはみだすもの(第25回)開催のお知らせ
特集・イベント
コラム
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鎌倉時代後期 「金沢文庫文書」にみる喫茶文化(5)茶の生産について④―やさしい茶の歴史(二〇)(橋本素子)
下総国土橋東禅寺の茶 前回の武蔵国金沢称名寺に続いて、今回は房総地域(安房・上総・下総=現千葉県)の茶について見ていきたい。 房総地域で茶の生産が行われていることには、あまりなじみがないかもしれないが、現在でも成田市などで茶が生産されている。それに今回取り上げる東禅寺のある旧下総国千田(ちだ)庄の荘 […]
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鎌倉時代後期 「金沢文庫文書」にみる喫茶文化(4)茶の生産について③―やさしい茶の歴史(十九)(橋本素子)
称名寺茶成立の経緯 今回は、金沢称名寺(現横浜市金沢区)の境内に作られた茶園と、そこから生産された茶について見ていこう。 鎌倉時代中期までは、東国で茶の消費が行われていたことは確認できるが、生産が行われたことは確認されていない。ようやく鎌倉時代後期になって、茶が生産されていたことが確認できるようにな […]
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鎌倉時代後期「金沢文庫文書」にみる喫茶文化(3)茶の生産について②―やさしい茶の歴史(十八)(橋本素子)
茶の産地の広がり これまで、平安時代に大内裏茶、鎌倉時代前期に栂尾茶、中期に奈良にある茶、と中央で茶が生産されていたことを示した。 今回は、鎌倉時代後期から南北朝期を中心とする『金沢文庫文書』にみえる茶の産地を抽出し、その広がりをみていきたい。 京都茶 鎌倉時代後期も引き続き、中央で茶が生産されてい […]