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- 2025/03/7
- 日本古書通信「日本古書通信」3月号(90巻3号)3月15日発売
- 2025/03/6
- 新刊取次部【求人】 新刊取次部スタッフ募集(パート・アルバイト)
- 2025/03/6
- 出版部【重版3/10出来予定】吉村武彦・加藤友康・川尻秋生・中村友一編『墨書土器と文字瓦―出土文字史料の研究―』
- 2025/03/6
- 出版部【書評紹介】荒木仁朗著『江戸の借金―借りてから返すまで―』
- 2025/02/3
- 日本古書通信「日本古書通信」2月号(90巻2号)2月14日発売
特集・イベント
コラム
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鎌倉時代後期「金沢文庫文書」にみる喫茶文化(3)茶の生産について②―やさしい茶の歴史(十八)(橋本素子)
茶の産地の広がり これまで、平安時代に大内裏茶、鎌倉時代前期に栂尾茶、中期に奈良にある茶、と中央で茶が生産されていたことを示した。 今回は、鎌倉時代後期から南北朝期を中心とする『金沢文庫文書』にみえる茶の産地を抽出し、その広がりをみていきたい。 京都茶 鎌倉時代後期も引き続き、中央で茶が生産されてい […]
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鎌倉時代後期「金沢文庫文書」にみる喫茶文化(3)茶の生産について①—やさしい茶の歴史(十七)(橋本素子)
生産に係る史料の特徴 前回、前々回と、『金沢文庫文書』初出の茶道具である、茶筅と茶臼についてみた。今回はこれらを使用して飲む、茶の生産について見ていきたい。 ただし、『金沢文庫文書』は、生産でも茶の栽培について記載された史料が主であり、茶の加工についての記載がほとんどないことが特徴である。 なお鎌倉 […]
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鎌倉時代後期「金沢文庫文書」にみる喫茶文化(2)茶筅について——やさしい茶の歴史(十六)(橋本素子)
茶筅の初見をめぐって 前回、『金沢文庫文書』に含まれる鎌倉時代後期の史料が初見となる茶具足(茶道具)として、茶臼を紹介した。今回はもうひとつの事例である、茶筅についてみていきたい。 抹茶を攪拌する道具である茶筅は、後述するように「茶振(ちゃふり)」ともいい、南北朝期の玄恵『庭訓往来』「十月復状」には […]