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文学・歴史資料のデジタル加工入門
2017/04/28
大量置換のためのツール sed を用いて その2【文学・歴史資料のデジタル加工入門11】 (木越 治)
●環境を整える 1.ショートカットと関連付け Windows では、たとえば、デスクトップにショートカットを置いておけば、簡単にプログラムを実行することができる。このショートカットの実体は一種のバッチファイルである。一太郎を立ち上げるためのショートカットを例に取れば、これを右クリックしてプロパティ […]
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文学・歴史資料のデジタル加工入門
2017/03/22
大量置換のためのツール sed を用いて その1【文学・歴史資料のデジタル加工入門10】 (木越 治)
●複雑な検索(前回の補足) まず、前回掲載した csv 形式の「上田秋成研究文献目録」の一部を再度掲載する。 ========================================= すずきじゅん,鈴木淳,ゆきかひふり考,富士フェニックス論叢,中村博保教授追悼特別号,平成10年11月,12 […]
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文学・歴史資料のデジタル加工入門
2017/02/21
awkの使い方2ーcsvファイルからの展開【文学・歴史資料のデジタル加工入門9】 (木越 治)
●研究会の会費納入案内 前回の復習をかねて、awkを使ってExcelで作成したデータをいろいろに変形していくやり方を試してみよう。 以下に掲げるのは、私が事務局を担当している研究同人誌の会費納入に関するExcelデータである。(もちろん名前は変えてあるし、分量もこの数倍ある。) これを […]
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文学・歴史資料のデジタル加工入門
2017/01/24
awkの使い方【文学・歴史資料のデジタル加工入門8】 (木越 治)
前回の日記ファイルを作成する作業では、エクセルにGoogle Calendarのデータを取りこみ(この作業はオンラインサービスを利用)、そのあと、エディターを使ってバッチファイルを作成して、日記ファイルを作り上げるという手順を踏んだ。 今回は、カレンダーのデータから日記ファイルを作る段階で、awkを […]
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文学・歴史資料のデジタル加工入門
2016/12/20
パソコンで日記を書くために【文学・歴史資料のデジタル加工入門7】 (木越 治)
●日記について かなり長い間、日記を書いてきた。 小学校の時には絵日記などを書いていたはずだが、絵が苦手だったせいかあまり記憶にない。 もし残っていたらよい記念になるだろうと思うのは、中学一年生の夏休みと冬休みに書いた日記である。クラス担任の理科の先生が出した宿題に「日記を書くこと」があり(たぶん義 […]
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文学・歴史資料のデジタル加工入門
2016/11/22
オンラインストレージ・サービスの話 【文学・歴史資料のデジタル加工入門6】 (木越 治)
●オンラインストレージ・サービス利用体験 オンラインストレージサービス(クラウドストレージの名称もあるが、いまはこの名称で統一する)のことは、この連載でも何回か触れているが、近年とみに発達のいちじるしい分野である。また、自宅や職場以外でもwi-fiに容易にアクセスできるようになってきているので、使い […]
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文学・歴史資料のデジタル加工入門
2016/10/25
MS-DOSでできること・その3「削除系コマンドの使用法とバックアップ対策について」 【文学・歴史資料のデジタル加工入門5】 (木越 治)
●削除系コマンドについて MS-DOS の削除系のコマンドは、「del」と「rd」である。「del」はファイルの削除、「rd」はフォルダを削除するときに用いる。 まず、「del」コマンドで、ワイルドカードを利用した例を示す。 del *.txt (拡張子txt のファイルをすべて削除) del *. […]
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文学・歴史資料のデジタル加工入門
2016/09/27
MS-DOSでできること・その2「拡張子・ワイルドカードとバッチファイルについて」 【文学・歴史資料のデジタル加工入門4】 (木越 治)
●ファイル操作のためのコマンド ファイル操作で一番多い作業は、コピー・移動・削除、それと名前の変更だろう。 MS-DOS でこれにあたるコマンドは、 コピー copy または xcopy 移動 move 削除 del (deleteの略) 名前の変更 ren (renameの略) この他に、 […]
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文学・歴史資料のデジタル加工入門
2016/08/25
MS-DOSでできること・その1「コマンドを使ってみる」 【文学・歴史資料のデジタル加工入門3】 (木越 治)
●MS-DOSを使ってみる Windows は、もともとは MS-DOS という OS から出発している。本連載コラム1回目の冒頭に書いたように、MS-DOSはキーボードからコマンドを入力することによって操作するシステムであった。やがて Windows 3.1 というのが発表され、マウスで動かすこと […]
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文学・歴史資料のデジタル加工入門
2016/07/25
フリーウェアの話と前回の別解 【文学・歴史資料のデジタル加工入門2】(木越 治)
【フリーウェア(無料ソフト)を活用する】 前回紹介したテキスト・エディタ「秀丸」はシェアウェアなので、使用し続けるには決められた金額を支払う必要がある。が、無料のフリーウェアとして提供されている小物ツールにも、とても便利な機能を持つものがたくさんある。 今回紹介するのは、ファイルやフォルダをコピー・ […]