活版印刷の基礎知識
印刷所の仕事1 作業工程【活版印刷の基礎知識3】
入稿された原稿の印刷所での作業工程は、
文選→植字→校正出校→赤字訂正→印刷→検品→製本所へ納品
というのが基本である。
校正作業は通常、3回繰り返されるのが基本で、印刷工程に進む。
4回以上は念校、念々校と呼び、追加料金が請求されることがある。
雑誌の場合は、時間の制約が書籍より厳しいため、そのかぎりではない。
なお、校正時に大量の訂正(赤字)が入った場合は追加料金請求の対象となる。
(出版部・T)
『近代文学草稿原稿研究事典』埋草(八木書店作成)より転載