【新刊納品】尊経閣善本影印集成58 小右記 三 〔第八輯 平安古記録〕
本日、尊経閣善本影印集成58 『小右記』三が納品になりました。
『小右記』は安時代中期の公卿、藤原実資(957?-1046)の日記です。
情報の豊かさと正確さはもちろん、それを記録する意欲の強さと表現能力の高さをも兼ね備えた、
平安貴族の日記の代表格といえます。
また、平安中期の基本的な史料でもあり、当時の政治・儀礼・社会・家族・宗教・文化などの
実態を伝える最高の史料です。
既刊二冊の尊経閣善本影印集成56『小右記 一』、尊経閣善本影印集成57『小右記 二』に引き続き、
今回の巻三には長和二年(1013)秋・長和三年(1014)春夏を所収しました。
尊経閣善本影印集成・第8輯「平安古記録」の『小右記』は全9冊を予定しております。
八木書店の影印本は、さまざまな製作工程で「こだわって」います。
その一つが、印刷時の編集担当者による「立ち会い」で、色味を最終調整しております。
今月10月25日から27日までの3日間に実施しました、印刷所(奈良・天理時報社)での印刷立ち会いの様子は、下記ツイッターからご覧になれます。
https://twitter.com/hashtag/%E5%B0%8A%E7%B5%8C%E9%96%A3?src=hash
また「高精細カラー版の製作現場」をレポートした好評コラムも掲載しております。
ぜひご覧下さい。
【高精細カラー版の製作現場】
コラム第1回 影印出版の舞台裏へようこそ
https://company.books-yagi.co.jp/archives/2372
コラム第2回 色校正裏話
https://company.books-yagi.co.jp/archives/2477
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尊経閣善本影印集成58 小右記 三〔第八輯 平安古記録〕
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/198
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