文学・歴史資料のデジタル加工入門
大量置換のためのツール sed を用いて その2【文学・歴史資料のデジタル加工入門11】 (木越 治)
3. プロンプトの変更
私の場合、この連載を入れてあるフォルダーは、
C:\Users\OSAMU\Dropbo\work\文学・歴史資料のデジタル加工入門\
である。MS-DOSにおりると
というふうに、コマンド入力の時の「>」の前までの部分がとても長い。少し長いコマンドを入れると折れ曲がったりして見にくい。これを短くするには、「prompt」というコマンドを利用する。
prompt kigoshi$g
とすれば、
kigoshi>
となって、コマンド実行の結果が見やすくなる。「$g」が「>」にあたり、その前に適当な文字列(ここでは「kigoshi」)を入れるように命令しただけのことである。
この一行を、たとえば、「p.bat」として、さきほどのツール類とおなじところに置いておき、MS-DOS画面に降りたら、pと入力して、プロンプトを変えておくというようにすればよい。