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日本古書通信

「日本古書通信」5月号(88巻5号)5月15日発売

主要目次

折付桂子 大震災から12年、東北の古本屋―世代交替と広がる裾野

本と人
岩切信一郎 一條成美と窪田空穂
山本正敏 棟方志功装画本を蒐める
若狭邦男 再開『探偵作家発掘雑誌』第二巻
高木浩明 古活字探偵事件帖5 同種活字とは何者か?
田坂憲二 吉井勇の読書生活5 太宰治を読む・上
真田幸治 小村雪岱の知られざる雑誌表紙絵37 「書物」蒲月号(三笠書房)
小山力也 リレー連載「ミステリ懐旧三面鏡」その20 《わりと知られざる「新青年」特集》
石川 透 奈良絵本・絵巻の研究と収集44 女三十六歌仙
岡崎武志 昨日も今日も古本さんぽ151 港区芝「雄文堂書店」
森  登 銅・石版画万華鏡188 女流画家の合作
出久根達郎 本卦還りの本と卦193 ギョッ
竹居明男 昭和二〇年代の「内容見本抄」―架蔵のコレクションから2
樽見 博 渡辺保著『私の歌舞伎遍歴―ある劇評家の告白』を読んで
八木書店古書部 近代日本文人の葉書34

その他

大震災から12年、東北の古本屋―世代交替と広がる裾野(編集部・折付桂子)より

東日本大震災から12年が過ぎた。被災地の思いは様々であろうが、福島では震災・原発事故から12年である。先日、玄侑宗久氏の講演を聴いた。氏は“創造的復興”の名の下で、非効率的だが旧き良き文化を残す福島が変ってしまったと指摘、現在進められている福島イノベーション・コースト構想を危惧されてもいた。政府は原発再稼働に舵を切ったが、その先に本当の復興があるのだろうか。
◆岡田書店と6号線の現状
三月末、原発から一番近い古本屋=楢葉町の岡田書店を訪ねた。昨年、国道6号線の風景が変ったと伺ったので、それを確かめるため、今回は車での移動である。


5月号 5月15日発売 定価750円(送料79円) ※ご注文はメールまたは電話、FAXで。

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