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新刊納品

徳川林政史研究所編/深井雅海・藤田英昭・川島孝一校訂『史料纂集古記録編 第213回配本 瑞龍公実録』

徳川林政史研究所編/深井雅海・藤田英昭・川島孝一校訂『史料纂集古記録編 第213回配本 瑞龍公実録』が納品となりました。

尾張徳川家の2代当主、徳川光友(1625-1700)の事績録
記録の少ない近世初期の重要な史料!

詳細内容見本はこちらから
https://catalogue.books-yagi.co.jp/files/pdf/c9784840652131.pdf

【内容説明】

本史料は、本多六兵衛の編纂にかかるもので、慶安3年(1650)6月、光友の藩主就任からはじまり、死去の翌年元禄14年(1701)、光友の御霊屋作事が完了するまでの期間が編年体で書かれている。その記述から光友の活動はもとより、尾張藩政の整備過程と社会情勢を窺うことが出来る。また、尾張徳川家と、幕府、諸大名や朝廷との通行関係、徳川将軍家(家光、家綱、綱吉)や水戸・紀伊徳川家、松平諸家との関係が時系列をたどりながら知ることが可能となる。
付録「瑞龍院様御代奉書並御書付類之奉書」
尾張藩が編纂した文書集で、111 通を収める。
・徳川家康朱印状、江戸幕府老中奉書など、江戸初期の幕政に関する文書がある。
・徳川光圀らとのやり取りに関する文書を収める。
・禁裏から「中右記」「薩戒記」を借用したいという文書などが注目される。
*編年総目録を付し、利用の便宜を図った。

【目次】

収録年月:慶安3年(1650)~元禄14年(1701)
解題・関係系図・年表を付録