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日本古書通信

「日本古書通信」2021年6月号(6月14日発売)

主要目次

特集
八木書店古書部 近代日本文人の葉書11
折付桂子 東日本大震災から一〇年-復興の現状と東北の古書業界(下)

本と人
川島幸希 近代文学の資料1 夏目漱石の水彩画絵はがき
竹内栄美子 木下杢太郎・中野重治・大西巨人-ハンセン病問題への一視角
大野隆司 鯛焼き氏六たび
宮尾與男 近世戯画とその周辺13 耳鳥斎以後(その五)

連載
石川 透 奈良絵本・絵巻の研究と収集(21) 鉢かづき
岡崎武志 昨日も今日も古本さんぽ128 いわき「阿武隈書房」

コラム
森  登 銅・石版画万華鏡166 国会の腰巻本
出久根達郎 本卦還りの本と卦170 飛泉
小田光雄 古本屋散策231 「ポツンと一軒家」と『恐るべき労働』

古本屋
石田恭介 ポランな日々

その他

 近代作家の資料1 夏目漱石の水彩画絵はがき(川島幸希)より

この連載では近年蒐集した近代作家の資料(その多くは新出のもの)を紹介したい。周知の如く、公的機関収蔵の資料のデジタル化が進み、それらはウェブ上で容易に閲覧できるようになった。研究者にとって便利この上ない時代になったわけだが、一方そうした資料は万人に等しく提供されるものだから、素材としての新鮮味には甚だ欠ける。しかし幸いなことに、近代文学資料は「未発掘資源」が無尽蔵に存在するので、努力を惜しまなければ「新ネタ」で十分勝負できるはずだ。

 

【お知らせ】

本誌は本年3月号で通巻1100号を迎えました。それを記念して、八木書店古書部が30年間に亘って蒐集してきた、近代文人の葉書1700名1700枚を全て画像付きの販売目録を兼ねた記事として、2020年8月号より3年間に亘り掲載していくことになりました。講談社『日本近代文学大事典』人名索引に掲載された文人を五十音順に掲載していきます。
ネットでの公開販売はなく、本誌定期購読者のみへの販売となります。
連載を保存することで、近代文人筆跡の参考文献となります。この機会に定期購読の契約をお勧めいたします。


6月号 6月14日発売 定価750円(送料79円)※ご注文はメールまたは電話、FAXで。

株式会社日本古書通信社
千代田区神田小川町3-8駿河台ヤギビル5F
TEL03-3292-0508
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