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日本古書通信

「日本古書通信」2021年4月号(4月15日発売)

主要目次

特集
八木書店古書部 近代日本文人の葉書9 (加藤楸邨~河竹繁俊)

本と人
小正路淑泰 大石千代子の火野葦平宛葉書をめぐって
田坂憲二 南蛮寺跡から重山文庫まで―上京・吉井勇紀行
小田富英 「柳田国男年譜」作成の現場から(上)敗戦までのこと二題
大野隆司 鯛焼き氏四たび
古川富章 山頭火絶筆日記は偽筆だった(中編)-その検証と筆跡鑑定結果
竹居明男 戦前の「内容見本」抄―架蔵のコレクションから(5)
竹内栄美子 小沢信夫さん追悼―文学運動と五つの会

連載
石川 透 奈良絵本・絵巻の研究と収集(19) 瓜姫物語
真田真治 小村雪岱の知られざる雑誌表紙絵26「オール読物」下
岡崎武志 昨日も今日も古本さんぽ126 福岡、入江書店

コラム
森  登 銅・石版画万華鏡164 『学海之指針』創刊号
出久根達郎 本卦還りの本と卦168 猫の本
その他

大石千代子の火野葦平宛葉書をめぐって(小正路淑泰)より

本誌連載中の大型企画、八木書店古書部「近代日本文人の葉書」は圧巻であり、文人たちの筆跡を眺めているだけで至福の一時をもたらしてくれる。ましてや、コロナ禍による外出自粛となるとなおさらである。そして、何より良心的な価格設定が嬉しい。そこで、一月号掲載の大石千代子の火野葦平宛葉書を購入し、拙著『堺利彦と葉山嘉樹―無産政党の社会運動と文化運動』(論創社)に写真を掲載することができた。

【お知らせ】

本誌は本年3月号で通巻1100号を迎えました。それを記念して、八木書店古書部が30年間に亘って蒐集してきた、近代文人の葉書1700名1700枚を全て画像付きの販売目録を兼ねた記事として、2020年8月号より3年間に亘り掲載していくことになりました。講談社『日本近代文学大事典』人名索引に掲載された文人を五十音順に掲載していきます。
ネットでの公開販売はなく、本誌定期購読者のみへの販売となります。
連載を保存することで、近代文人筆跡の参考文献となります。この機会に定期購読の契約をお勧めいたします。


4月号 4月15日発売 定価750円(送料79円)※ご注文はメールまたは電話、FAXで。

株式会社日本古書通信社
千代田区神田小川町3-8駿河台ヤギビル5F
TEL03-3292-0508
FAX03-3292-0285
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