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新刊納品

史料纂集古記録編 第205回配本 楽只堂年録8

史料纂集古記録編 第205回配本 楽只堂年録8が納品となりました。

「楽只堂年録」は徳川第5代将軍綱吉の側用人、柳沢吉保の公用日記で、大和郡山の柳澤文庫所蔵の原本を使用して、今回、初の全文翻刻となります。元禄15年(1702)4月、柳沢家は火災により記録類を焼失。吉保は、荻生狙徠に命じて各所に遺る記録類を蒐集させて同年末までに公用日記を復元させました。

柳沢吉保の高祖父に始まり、宝永6年(1709)6月、嫡男吉里に家督を譲るまでの記録です。徳川綱吉の側用人として、川越藩主→甲府藩主→大和郡山藩主となり、ついには大老格となる吉保の生涯を知る根本史料です。元禄時代を中心に、政治史・文化史・経済史・文学史の研究に必要不可欠な一級史料です。

今回「楽只堂年録8」の収録期間は、宝永4年(1707)9月~宝永5年(1708)12月となります。

ぜひご覧ください。


史料纂集古記録編 第205回配本 楽只堂年録8(全10冊予定)
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2213