• twitter
  • facebook
出版部

11月刊行予定

【11月25日刊行予定】尊経閣善本影印集成68 実躬卿記2〔第九輯 鎌倉室町古記録〕(そんけいかくぜんぽんえいいんしゅうせい さねみきょうき2)

https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2189

文書・暦・歌合など、様々な紙背を利用して書かれた自筆日記。高精細カラー版

前田育徳会尊経閣文庫編/〔編集委員〕加藤友康・尾上陽介
本体予価36,000円+税
初版発行:2019年11月25日

鎌倉時代後期の公家、権大納言藤原(正親町三条)実躬(一二六四~?)の日記。弘安六年正月~延慶元年(一二八三~一三〇八)正月までの自筆日記が現存する。亀山・後深草・後宇多院等による院政の時期に、廷臣として活躍する実躬の行動が記述されている重要史料である。紙背にも文書・具注暦・仮名暦・歌合など多彩な記述を含む。
尊経閣本は弘安十年~徳治二年(一二八七~一三〇七)までの自筆原本で、重要文化財に指定される。大日本古記録『実躬卿記』にて翻刻され、尊経閣本はその底本である。


【11月25日刊行予定】史料纂集古記録編 第205回配本 楽只堂年録8(全10冊予定)(しりょうさんしゅうこきろくへん205 らくしどうねんろく8)

徳川第5代将軍綱吉の側用人、柳沢吉保の公用日記、初の翻刻!

https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2213

宮川葉子校訂
本体予価14,000円+税
初版発行:2019年11月25日

大和郡山の柳澤文庫所蔵の原本を使用して、今回、初の全文翻刻。元禄15年(1702)4月、柳沢家は火災により記録類を焼失。吉保は、荻生狙徠に命じて各所に遺る記録類を蒐集させて同年末までに公用日記を復元させた。
全229巻を全9冊として刊行予定。柳沢吉保の高祖父に始まり、宝永6年(1709)6月、嫡男吉里に家督を譲るまでの記録である。
徳川綱吉の側用人として、川越藩主→甲府藩主→大和郡山藩主となり、ついには大老格となる吉保の生涯を知る根本史料である。
元禄時代を中心に、政治史・文化史・経済史・文学史の研究に必要不可欠な一級史料である。


【11月下旬刊行】近松演劇の享受と展開(きんせいえんげきのきょうじゅとっしゅっぱん)

https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2203
大橋正叔著
本体11,000円+税
天理大学附属天理図書館の豊富な蔵書に接した著者が浄瑠璃本の出版過程に於ける近松の関わりから、座付き作者としての近松論を構築。


〔チラシ〕https://catalogue.books-yagi.co.jp/files/pdf/c9784840623728.pdf