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新刊納品

外記日記 新抄1(尊経閣善本影印集成 第九輯鎌倉室町古記録 2回配本)

本日、尊経閣善本影印集成 第九輯 鎌倉室町古記録の第2回配本「外記日記 新抄1」が納品となりました。第九輯 鎌倉室町古記録は全10巻にて、「実躬卿記1」に続き、今回で2回配本となります。

「外記日記 新抄」は、中原氏西大路流の中原師種(生没年未詳)による日記です。14世紀半ばに中原師栄によって書写されました。尊経閣文庫本では、文永元年~同四年(一二六四~六七)・弘安十年(一二八七)の五年分を所収しており、今回はその1冊めとして文永元年~三年(1264~66)までを収録しました。記録類が少ない鎌倉時代後期において、政治史的に重要な記事を多く含み、貴重です。

尊経閣本は唯一の古写本であり、他の写本は尊経閣本の系統となります。『続史籍集覧』に「新抄」として翻刻されていますが、国会図書館本が底本で、良質な写本の公開が望まれておりました。紙背文書は『大日本史料』で一部翻刻されていますが、今回の影印により全容が初めて公開されることとなります。

いままでは裏打紙で読みにくかった箇所も、今回の収録にあたって全カット透過光撮影を実施し、解読ができるようになりました。ぜひご覧ください。


第9輯鎌倉室町古記録(全10冊)の収録書目は、日記の記主による自筆原本や唯一の古写本などの逸品ばかりで、公家・武家・僧侶・医者など多彩な人々が残した日記を収録しました。中世日記の世界をご堪能ください。

本第9輯では以下の書目を高精細カラー版でお届けします。詳細内容見本(12頁)はこちらからご覧いただけます。ご期待ください。

●所収書目
【公家】
実躬卿記(自筆原本・重要文化財)
宣陽門院御落飾記(唯一の古写本)
後愚昧記〔山門嗷訴記・実豊卿記〕(自筆原本)
公秀公記(自筆原本)
実隆公記(自筆原本)
【下級官僚】
外記日記〔新抄〕(唯一の古写本)
享禄二年外記日記(唯一の古写本)
【武家】
建治三年記(自筆原本・重要文化財)
【僧侶】
碧山日録(唯一の古写本)
蔗軒日録(唯一の古写本)
【医者】
盲聾記(自筆原本)


●尊経閣善本影印集成 第九輯 鎌倉室町古記録(全10巻)
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2198

●2回配本72 外記日記 新抄1
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2193