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新刊納品

史料纂集古記録編【第194回配本】『護国寺日記』第4

本日、史料纂集古記録編第194回配本『護国寺日記』4が納品されました。『護国寺日記』は、護国寺の役者が日々記した公用日記で、元禄10年から60年間、253冊が現存します。そのすべての公刊は容易ではないため、本寺院の歴史上で最も隆盛を見せた五代将軍・徳川綱吉の代に限り翻刻刊行することといたしました。

本冊には、宝永2年(1705)正月から同3年(1706)12月までを収録しました。宝永二年、桂昌院(徳川綱吉の母)が79歳で逝去します。前年から体調不良に悩まされていましたが、4月11日に再び体調を崩し、6月22日にその生涯を終えました。10月11日、快意は桂昌院付の女中らを振舞っています。そこには、31名の女性の名が記されており、これは当時からすると大変に貴重なものといえるでしょう。

本『護国寺日記』は全5冊を予定しております。
既刊1・2・3も併せてご覧下さい。


 

史料纂集古記録編 第194回配本 護国寺日記4

https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2173

〔既刊3冊〕
護国寺日記1
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/587

護国寺日記2
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/590

護国寺日記3
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2134