出版部
日本芸術文化振興会から表彰されました
独立行政法人日本芸術文化振興会は、平成28年9月28日(水)、国立劇場大劇場において、皇太子殿下のご臨席を仰ぎ、開業50周年式典を開催。その際、弊社は、功労者表彰の五団体の一社に選ばれました。表彰理由は以下の通りです。
国立劇場が編纂する『近代歌舞伎年表』の刊行に当初から継続して携わり、研究成果の普及を通じて伝統芸能の調査研究事業に多大の貢献をされた。
弊社以外の団体での表彰者は、四団体(松竹・文楽協会・日本演芸家連合・イヤホンガイド〔略称〕)でした。
弊社は、1986年から『近代歌舞伎年表 大阪篇』を刊行してまいりました。全9巻の完結時に、第49回毎日出版文化賞特別賞を受賞しています。その後引き続いて『京都篇』全10巻を刊行し、現在は、『名古屋篇』全17巻+別巻1(既刊10巻)の刊行を進めています。この間丁度30年となります。なお、国立劇場とのお付き合いはそれよりも古く、1979年から国立劇場の協力を仰いだ『義太夫年表 近世篇』全5巻6冊+別巻を刊行しており、完結時には第45回毎日出版文化賞特別賞を受賞してます。企画編集段階から数えますとお付き合いは足かけ40年以上にもなります。
今後とも、伝統芸能の学術的研究成果を国立劇場と協力して刊行し続けて参りたいと存じております。
大方の皆々様のご支援を、隅から隅まで、ずず、ずずーっと、奉請願候。