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出版部

新刊納品 史料纂集古記録編 第184回配本 護国寺日記3

本日、史料纂集古記録編第184回配本『護国寺日記』3が納品されました。

『護国寺日記』は、護国寺の役者が日々記した公用日記で、元禄10年から60年間、253冊が現存します。
そのすべての公刊は容易ではないため、本寺院の歴史上で最も隆盛を見せた五代将軍・徳川綱吉の代に限り翻刻刊行することといたしました。
今回の巻3は、元禄16(1703)~宝永元(1704)の日記を収録しています。

護国寺は、天和元年(1681)、将軍綱吉の命により、江戸大塚に創建された寺院で、「神齢山悉地院」と号します。
開基は綱吉の生母・桂昌院、開山は桂昌院が帰依した上野国大聖護国寺前住、同国得成寺住職の亮賢です。
後には徳川将軍家の武運長久を祈る祈願寺となりました。

本書は、徳川将軍家の祈願・祈祷を勤めた護国寺の真の姿を探る、最重要史料といえるでしょう。

本『護国寺日記』は全5冊を予定しております。
既刊1・2も併せてご覧下さい。

 


史料纂集古記録編 第184回配本 護国寺日記3
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2134

関連書はこちら
史料纂集古記録編『護国寺日記』

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