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コラム

あの作家は●月生まれだった<5月編>

今月ご紹介する作家は、 斎藤茂吉・近松秋江・草野心平、の3名です。

 

 

 

斎藤茂吉(さいとう もきち)

明治15年5月14日(1882)生
歌人、精神科医。山形県生。号として童馬山房主人等。東京帝国大学医科大学卒。正岡子規に触発され、伊藤左千夫に師事する。「アララギ」同人として写生説の深化をはかり、近代短歌史に巨大な足跡を残す。歌集として「赤光」「あらたま」「白き山」等。

【もっと斎藤茂吉を知るために】

和歌から短歌へ 近代短歌から現代短歌へ 新たな視点で構築する短歌史
太田登著『日本近代短歌史の構築―晶子・啄木・八一・茂吉・佐美雄―』八木書店刊

【自筆物を手に入れる】

斎藤茂吉草稿
『太田水穂の歌を評す』(一)~(六) 毛筆 400字詰原稿用紙111枚 輪ゴム跡

 

近松秋江(ちかまつ しゅうこう)

明治9年5月4日(一八七六)生
小説家。岡山県生。本名徳田浩司。東京専門学校(のちの早稲田大学)文学部卒。情話作家、私小説家として知られる。作品として「別れたる妻に送る手紙」「黒髪」等。晩年は歴史小説、社会小説を志向した。

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『近松秋江全集』オンデマンド版・八木書店刊

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【自筆物を手に入れる】

近松秋江草稿
『弱き者』 ペン書 400字詰原稿用紙55枚完

 

草野心平(くさの しんぺい)

明治36年5月12日(一九〇三)生
詩人。福島県生。中国の嶺南大学中退。広州で創刊した詩誌「銅鑼」、帰国後の第一詩集「第百階級」でアナキズム詩人の一角と目される。宮沢賢治や中原中也と同時代的な交流を持ち、戦後は「蛙」や「富士山」についての詩で知られる。詩論、随筆などの著作も多い。

【自筆物を手に入れる】

草野心平葉書

筑摩書房宛 鉛筆 11行 昭43・5・20(本文) 絵葉書

草野心平詩額