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出版部

『西山宗因の研究』が「令和6年度芭蕉祭 文部科学大臣賞」を受賞!

令和6年度第78回芭蕉祭(伊賀市)記念講演会「西山宗因―連俳兼帯の遊行者―」

来る10月11日に、『西山宗因の研究』の著者である尾崎千佳先生による記念講演が開催されます。

●芭蕉祭記念講演会~歌枕俳枕講座~「西山宗因―連俳兼帯の遊行者―」

【と き】 10月11日(金) 午後1時30分開演(午後1時開場)
【ところ】 ハイトピア伊賀5階 多目的大研修室
【講 師】 山口大学 尾崎 千佳 先生
【定 員】 120名(要事前申込)
【申 込】 伊賀市生涯学習課 0595-22-9679(9月30日(月)午前9時から)

講演内容
西鶴や芭蕉の師として今日に広くその名を知られる西山宗因の言葉を、言葉の背後にある行動とともに読み解くことで、連歌と俳諧の二足の草鞋を履き続け、遊行と定住の二重生活を繰り返したその生涯の真実に迫りたい。

書籍紹介


西山宗因の研究

尾崎千佳著
A5判・上製・カバー装・704頁
本体12,000円+税

『西山宗因全集』の編集委員として資料を博捜精査した著者が、その成果を集大成!

2段組390頁におよぶ年譜考証には、従来の研究史を刷新する新知見を豊富に盛り込み、幅広い社会的・地域的階層との交流の様相を精緻に描き出す。
近世前期の武家社会における牢人の実証研究として日本史・文化史にも寄与する一冊。

解説コラム
◆西山宗因の〈心〉を探る(ALL REVIEWS)

◆〈言葉〉と〈行為〉のあいだ ―西山宗因の〈心〉を探る―(八木書店コラム)

西鶴・芭蕉に多大な影響を与えた遊行の詩人、西山宗因(にしやまそういん)とはいったいどんな人物だったのか?
『西山宗因全集』の編集委員として長年資料を博捜し、その到達点として『西山宗因の研究』を上梓した著者が、厳密な年譜考証から生まれた新知見の一端をご紹介します。

関連コンテンツ


西山宗因全集(全6巻)
 ★各巻分売いたします
【監修】尾形仂・島津忠夫
【編集委員】石川真弘・井上敏幸・牛見正和・奥野純一・尾崎千佳・加藤定彦・塩崎俊彦・島津忠夫・宮脇真彦・米谷巌

★平成30年度芭蕉祭文部科学大臣賞受賞

第1巻 連歌篇 一〔オンデマンド版〕
第2巻 連歌篇 二〔オンデマンド版〕
第3巻 俳諧篇
第4巻 紀行・評点・書簡篇〔オンデマンド版〕
第5巻 伝記・研究篇
第6巻 解題・索引篇


新天理図書館善本叢書第5期 連歌俳諧(全6巻)
 ★各巻分売いたします

★令和3年度芭蕉祭文部科学大臣賞受賞

第31巻 連歌巻子本集1
第32巻 連歌巻子本集2
第33巻 西鶴自筆本集
第34巻 芭蕉集(自筆本・鯉屋物)
第35巻 蕪村集1
第36巻 蕪村集2

解説コラム
◆言霊のドラマ―秀吉はなぜ連歌師紹巴を寵遇したのか?(ALL REVIEWS)

明智光秀・細川幽斎等の戦国武将と親交を結び、天下人秀吉に接近した連歌師紹巴(じょうは)。宿願成就の力が宿ると信じられた紹巴の連歌は、いわば戦国時代の言霊であった。秀吉政権下、公武・都鄙の有力者たちがこぞって紹巴の連歌に惹きつけられたのはなぜか。高精細フルカラーにより映し出される紹巴連歌の核心とドラマに迫る。

◆芭蕉自筆の名品コレクション!「鯉屋物」とは何か?(ALL REVIEWS)

芭蕉の高弟で後援者でもあった杉山杉風(さんぷう)の家に代々伝わった芭蕉関連資料は、杉山家の屋号から「鯉屋物」と称され、稀有な芭蕉真蹟(自筆資料)コレクションとなっている。
その全貌を伝えるオールカラー版『芭蕉集 自筆本・鯉屋物』の解題を抜粋公開。

◆【尾崎千佳先生 監修】オンライン講座 連歌Q & A(YouTube動画)

第1回 連歌とは? ―その面白さについて―
★その成立と変遷、基本構造を解説!言葉のゲームとして発展した連歌の魅力を紹介!
第2回【前編】 連歌懐紙とは? その書式と構造
★連歌の記録「連歌懐紙」の書式、構造が一目瞭然
第2回【後編】 連歌懐紙とは? 下絵を「読む」
★美麗な装飾料紙の下絵の意図するところは何か
第3回【前編】 連歌師とは? 旅する連歌師から職業連歌師へ
★最盛期のトップに君臨する紹巴
第3回【後編】 連歌師とは? 紹巴と戦国武将たち
★光秀・幽斎との交流、秀吉政権下での大活躍