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日本古書通信

「日本古書通信」2月号(89巻2号)2月19日発売

主要目次

特集
《能登半島地震 被災地古本屋の声》(石川、富山、新潟県下の16軒)

川島幸希 「署名本の世界」みたび8・夏目漱石『切抜帖より』笹川臨風宛
目時美穂 音声再生装置としての講談速記
能勢 仁  神田神保町に思う―世界の書店街との違い
小野純一 古書売買と出版でも活躍の若手・盛林堂書房さんの話
小山力也 リレー連載「ミステリ懐旧三面鏡」29《毒猿ではない、ドゥユアンだ》
高木浩明 古活字探偵事件帖14 横山重と古活字版五経
田坂憲二 吉井勇の読書生活14-森鷗外を読む(上)
石川 透 奈良絵本・絵巻の研究と収集53 義経地獄破り
森  登 銅・石版画万華鏡197 地震報道
その他

能登半島地震 被災地古本屋の声 編集部(折付桂子)

2024年1月1日午後4時10分、能登地方を震源とするM7.6、最大震度7の地震が日本列島を襲った。死者230名を超え、家屋の倒壊・被害は4万棟以上で、今なお全容は判らない。とりわけ被害の酷い珠洲市や輪島市あたりの地域は、水道などライフラインの復旧にもかなりの日数を要するようで、街のかたちがどうなるのか全く先が見えない状況だ。
実は北陸は私の第二の故郷。この年末年始も義母の見舞いで富山市に帰省していた。幸い実家は無事だったが、津波や輪島市の火災の映像に東日本大震災を思い出し不安が募った。本屋さんは無事か、原発は大丈夫か……。
仕事初めの5日、編集長が、被災地の本屋さんにメールしようと提案、すぐに被災三県(石川・富山・新潟)の古書組合員63軒中、アドレスが判る37軒へお見舞いメールを送った。大変な状況下で、却ってお邪魔にならないだろうかと危惧したが、その日すぐから返事が寄せられ、1月22日現在で16軒から返信があった。時系列に紹介する。


2月号 2月19日発売 定価750円(送料100円) ※ご注文はメールまたは電話、FAXで。

★最近の郵送事情の変化により、15日の到着が難しくなりました。送料の改訂ともにご了承下さい。

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