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日本古書通信

「日本古書通信」2022年3月号(3月15日発売)

主要記事

高木庄治 札幌・一古書店主の歩み 弘南堂書店高木庄治氏聞き書き (八)独立開店
八木書店古書部 近代日本文人の葉書20
川島幸希 復刻版の展示について
田坂憲二 臼井喜之介の詩集-吉井勇周遊
茅原 健 私家版嘉すべし
古川富章 種田山頭火文献考 (6)山頭火折本句集七冊詳解(後編)
北原尚彦 リレー連載「ミステリ懐旧三面鏡」 その六≪十六歳の掘り出し物≫
石川 透 奈良絵本・絵巻の研究と収集 (30)文正草子
福田 博 和書蒐集夢現幻譚120(完) 「支那春宮美人艶画帖」豪華帙に関連を探る
蓜島 亙 『露西亜評論』の時代54(最終回) 一九一七年革命前後のロシヤ観
森  登 銅・石版画万華鏡174 春燈斎『銅版細絵図』
出久根達郎 本卦還りの本と卦179 菊池寛

その他

 リレー連載「ミステリ懐旧三面鏡」 その六≪十六歳の掘り出し物≫(北原尚彦)より

中二でミステリに、中三でSFに目覚めましたが、シャーロック・ホームズについては中学の時と覚えているものの、何年生だったかは記憶が曖昧です。いずれのジャンルも、ベストテン一覧や資料リストなどを見ているうちに、新刊書店にはない「絶版本」が含まれていることに気づいて古本屋へ行くようになりました。
中学・高校の六年間、わたしは東京・吉祥寺の成蹊学園に通いました。当時住んでいた実家が国分寺なので、中央線での電車通学。つまり国分寺~吉祥寺間の定期券があるわけで、帰り道にはその区間の古本屋や新刊書店へ寄り道し放題でした。
高校生の時に古本屋で買ったシチュエーションをはっきり覚えている本があります。コナン・ドイル/延原謙訳『わが思い出と冒険 ―コナン・ドイル自伝―』(新潮文庫/1965年)です。
 

【お知らせ】

本誌は昨年3月号で通巻1100号を迎えました。それを記念して、八木書店古書部が30年間に亘って蒐集してきた、近代文人の葉書1700名1700枚を全て画像付きの販売目録を兼ねた記事として、2020年8月号より3年間に亘り掲載していくことになりました。講談社『日本近代文学大事典』人名索引に掲載された文人を五十音順に掲載していきます。
ネットでの公開販売はなく、本誌定期購読者のみへの販売となります。
連載を保存することで、近代文人筆跡の参考文献となります。この機会に定期購読の契約をお勧めいたします。


3月号 3月15日発売 定価750円(送料79円)※ご注文はメールまたは電話、FAXで。

株式会社日本古書通信社
千代田区神田小川町3-8駿河台ヤギビル5F
TEL03-3292-0508
FAX03-3292-0285
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