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日本古書通信

「日本古書通信」2020年5月号(5月14日発売)

主要目次

坂口 博 「『火野葦平詩集』の謎(上)」
高梨 章 「読書の飢―「蒲原有明日記」より(下)」
和田一久 「「泣菫逸詩」再説」
山中剛史 「『文章読本』版数のゆくえ―谷崎本書誌の余白に(9)」
石川 透 「奈良絵本・絵巻の研究と蒐集(8)」
豊島正憲 「能楽書蒐集の思い出(5)」
小林広一 「青木正美さんの『古書と生きた人生曼荼羅図』を読んで」
「初版本蒐集の思い出―川島幸希さんに聞く(10・最終回)」
出久根達郎「本卦還りの本と卦(157)護身術」
その他

 

川島幸希 「初版本蒐集の思い出(最終回)」より

最終回は「近代文学初版本(以下初版本)の未来を語る」というお題とのことで、「蒐集の思い出」ではないから、インタビュー形式の連載のまとめを兼ねて自分で書きたいと思います。

年の始めには誰一人想像もしていなかった新型コロナウイルス感染症の大流行により、今、世界は恐れおののき、社会のあらゆる機能は半ば停止状態です。先の予測がつかないことで人々は不安に怯え、世界大恐慌以来の不景気が到来しています。(略)

古本屋を取り巻く状況も深刻です。古書展など催事の中止、外出自粛による店売りの不振に加え、各地で古書会館が閉鎖となり、市の開催がなくなりました。古本の市場は仕入れと換金の両方の機能を有する重要不可欠な場で、古本屋の生命線と呼んでも過言ではないでしょう。さらに追い打ちをかけるように、東京都は緊急事態宣言に呼応し、古本屋にも床面積に応じて休業要請などを出しました。


5月号 5月14日発売 定価750円(送料78円)※ご注文はメールまたは電話、FAXで。

株式会社日本古書通信社
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