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日本古書通信

『素人が考えた天皇制の本質―大嘗祭の本質』日の本の一郎著

日の本の一郎著『素人が考えた天皇制の本質―大嘗祭の本質
大嘗祭は、天皇が神になる儀式 且つ、国民も神人になる儀式』

B6判、定価216頁 本体2000円+税 ISBN978-4-88914-061-3

 

本書「はじめに」より

「天皇制の何たるか。その答えはこれまでも多くの人が指摘している。大嘗祭の中にあると私は考えている。その意味で、拙著は大嘗祭の解明でもある。その大嘗祭については、古くから多くの学者がさまざまな見解を述べているが、未だ答えが出ていないのが現状である。それでは、大嘗祭の何処に天皇制の本質が隠されているのだろうか。私は八つの国語に注目している。そのうちの二つは、新嘗祭には使用されず大嘗祭のみに使用されている「悠紀(田・殿)」と「主基(田・殿)」である。残りの六つは、黒酒と白酒の「酒」と、米と粟の「飯」と(「餅」)、更に「気」と「食」と「共食」である。これら八つの国語を解明することによって、初めて日本の天皇制の本質が明らかになると私は信じている。」
以上の視点から、著者は西田哲学の「絶対矛盾的自己同一」を援用して考察を進める。在野の研究者による異色の研究でる。

 


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