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日本古書通信

青木正美著『古書市場が私の大学だった―古本屋控え帳自選集』(日本古書通信社)

青木正美著『古書市場が私の大学だった―古本屋控え帳自選集』

B6判 363頁 定価2160円 送料300円

古本や古本屋、特に下町の古本屋の姿、生き方を多くの著作で描いてきた青木正美さん(87歳)の新刊です。

「日本古書通信」に昭和60年以来33年間連載された「古本屋控え帳」から、特に資料性の高いものを84編選んで一冊に纏めました。

古書業界に長く身を置いても、毎日必ず未知の古本に出合います。それほど本の海は広く深い。

東京神田の古書市場では毎日数万冊の古本が入札に付されますが、中に不思議と古書店主の気を引く本があります。その本の著者あるいは旧蔵者と古書店主の魂が触れ合う瞬間です。手紙や原稿であれば、本以上に強烈な光を放つのですが、見えない人には見えない。

青木さんは他の人以上に光を感じる力を持っているようです。古本が青木さんの教師であり、古書市場は人生の大学だったと言っています。本書はその経験の大きな結晶です。


※ご注文はメールまたは電話、FAXで。

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