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新刊納品

演劇研究の核心 人形浄瑠璃・歌舞伎から現代演劇(法月敏彦著)

本日、法月敏彦著『演劇研究の核心 人形浄瑠璃・歌舞伎から現代演劇』が入荷されました。

サブタイトルにあるように、近世から現代まで幅広い範囲にわたる演劇に通底するもの、いわゆる「核心」とよべるものを追究した論文集です。担当編集者が読み解いたのは、演劇が与えてくれる「感動」とその「楽しさ」ですが、読者の方々にも共感いただきたいと思っています。

弊社刊の『近代歌舞伎 大阪篇』をふんだんに利用しているのも注目されます。さらに近代の演劇改良運動の実態を活写した論文を収録しております。歌舞伎研究の主流が明治期になっている現状を鑑みると、その嚆矢ともいえる一連の論文が収められており、必見です。

定評ある弊社の演劇研究書、本年度の第2弾となります。大好評の『歌舞伎とは いかなる演劇か』(武井協三著)とあわせて、ぜひともご講読のほどよろしくお願い申し上げます。

*本書の詳細・ご購入はこちら
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/2143