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「昭和文学研究」に『倉敷市蔵 薄田泣菫宛書簡集』研究展望・紹介
「昭和文学研究」(2017年3月・第74集)の研究展望に、庄司達也「産官学民が協働する「場」に関わって-『倉敷市蔵 薄田泣菫宛書簡集』全三巻完結-」が掲載されています。
「さまざまな事情から、所蔵書簡の全てを翻刻することが叶わなかったこともあり、コレクションの今後の活用を期待し、最終巻には掛野、荒井両氏作成の「倉敷市蔵薄田泣菫文庫書簡目録」を掲載した。また、散逸が甚だしく、研究者の間でも情報が十分に共有できていない薄田泣菫の書簡に関わって、掛野氏の「薄田泣菫発信書簡目録」も付した。この二本の目録により、泣菫研究のための基礎的なデータの共有ということがらが果たせたのではないだろうか。」
また、最終巻『倉敷市蔵 薄田泣菫宛書簡集 文化人篇』が新刊紹介されています。
「詩人、雑誌『小天地』の編集者、『大阪毎日新聞』の編集者という多面性を持つ泣菫がおり、その泣菫に宛てた手紙を通じて、様々な分野のつながりが見えてくることが示されている。」
『倉敷市蔵 薄田泣菫宛書簡集』全三巻、好評発売中です。どうぞご覧ください。
『倉敷市蔵 薄田泣菫宛書簡集』