新刊納品
史料纂集古記録編 第188回配本 迎陽記2
史料纂集古記録編 第188回配本 『迎陽記』2が納品されました。
迎陽記(こうようき)は、南北朝~室町時代初期にかけて活動した紀伝道の儒者・東坊城秀長の日記で、現存するものは、康安元年(1361)~応永17年(1410)におよびます。秀長は、後円融天皇・後小松天皇の侍読を勤めたことで知られており、足利義満の治世を伝える重要な日記といえます。
今回の第2冊には、改元・即位・諒闇・懺法講などの儀式記事を抄出して成立した別記を収録し、それぞれ最善本を底本としました。
『迎陽記』は本冊にて完結となります。
既刊『迎陽記』1はもちろん、『満済准后日記』と併読することをお勧めします。
【本書の詳細・関連書はこちら】
・史料纂集古記録編 第160回配本 迎陽記1
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/752
・続群書類従 補遺一 満済准后日記上〔オンデマンド版〕
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/889
・続群書類従 補遺一 満済准后日記下〔オンデマンド版〕
https://catalogue.books-yagi.co.jp/books/view/890