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- 2022/08/4
- 古書部夏期休業につきまして
- 2022/08/3
- メディア紹介島根県古代文化センター編『出雲国風土記―地図・写本編―』が山陰中央新報で紹介されました
- 2022/07/19
- 新刊納品史料纂集古記録編 第214回配本 花月日記3
- 2022/07/7
- 日本古書通信「日本古書通信」2022年7月号(7月14日発売)
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- 総合営業部新本アウトレット『2022サマーセール』カタログ出来!
特集・イベント
コラム
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別殿行幸について ―『新皇居行幸年表』編集余滴3(詫間直樹)
別殿行幸とは 別殿行幸(べつでんぎょうこう)とは、天皇が方違えをする必要が生じた場合などにおいて、同じ皇居の区画の中で、清涼殿などの常御殿から別の殿舎に移御することをいう。通常は昼御座(ひのおまし)の御剣などを携えて夜中に吉方の殿舎に移り、一夜を明かして本殿に還御するものである。本来、行幸とは天皇が […]
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明恵と茶——やさしい茶の歴史(九)(橋本素子)
明恵の茶に関わる一次史料 今回は、栄西と共に「茶祖」と言われ、「深瀬三本木」「駒の蹄影」といった複数の伝説に彩られている明恵(高弁)について見ていく。 まず今のところ、明恵において茶に関わる一次史料(同時代史料)は、二通の書状のみであることを確認しておきたい(以下意訳は筆者)。 鎌倉時代前期月未詳1 […]
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栄西と茶——やさしい茶の歴史(八)(橋本素子)
栄西の入宋と茶 今回は、栄西と茶についてみていく。 実は、日本における「茶祖」と称される栄西ではあるが、茶に関わる史料は思うほど多くはない。『吾妻鏡』建保2年(1214)2月4日条の記事、あとは栄西自著の『興禅護国論』の一節と、『喫茶養生記』のみである。 ただし『興禅護国論』にみえる茶は、宋風喫茶文 […]