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- 2021/02/22
- 新刊納品碧山日録2(尊経閣善本影印集成75 第九輯鎌倉室町古記録 8回配本)
- 2021/02/20
- 新刊納品【重版出来】永井晋編『鎌倉僧歴事典』
- 2021/02/2
- 日本古書通信「日本古書通信」2021年2月号(2月15日発売)
- 2021/01/30
- 古書部「古書目録87号近代自筆物特輯」発行しました!
- 2020/12/23
- 出版部2020年の1年間に刊行した32冊と、メディアで紹介された記事を一覧にしてみた
特集・イベント
コラム
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影印から読み解く多彩な情報-高精細カラー版で『碧山日録』を読む-(山家浩樹・東京大学史料編纂所)
◆説話文学の源泉を知る天下の孤本 「碧山日録」は、東福寺の僧侶太極(1421~?)の日記である。残存年次は、1460年代、応仁・文明の乱前夜から最中の時期にあたる。社会情勢に加え、勉学に伴う内容が多い。失われた典籍からの引用のほか、僧伝など多彩な記事は、説話文学の源泉を知る上でも注目されている。 前 […]
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ハンコとサイン(矢越葉子)
正倉院文書のハンコ 昨今、行政手続き上の「脱ハンコ」が話題になっているが、現代では納税や婚姻といった公的な手続きのみならず、会社や銀行での事務手続き、果ては宅配便の受け取りや子供の学校の連絡帳にまで印が利用されている。このように「ハンコ文化」と称されるほど印が広く一般に利用されるようになったのは近世 […]
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京都の平瀬家本を買う 村口四郎 【諸名家の宝庫を渉猟する3】
井上(周一郎、本郷井上書店) それだけの点数だと、にわかに引き受けられたのでは、大変だったでしょう。 村口 店には父の代から引きつづいて、二十年以上も勤めてくれた番頭がいましてね。池の内といいましたが、それが父の仕込みで、万事心得ていて、日常の仕事は、そつなくやってくれていました。私は棚の本なんか、 […]