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- 2021/04/13
- 出版部新天理図書館善本叢書 全5期36巻完結!
- 2021/04/9
- 日本古書通信「日本古書通信」2021年4月号(4月15日発売)
- 2021/03/14
- 新刊納品中野遙『キリシタン版 日葡辞書の解明』
- 2021/02/22
- 新刊納品碧山日録2(尊経閣善本影印集成75 第九輯鎌倉室町古記録 8回配本)
- 2021/02/20
- 新刊納品【重版出来】永井晋編『鎌倉僧歴事典』
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コラム
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本年4月、本文の校訂翻刻が完結! 『楽只堂年録』完結をめぐって――柳沢吉保の真姿に迫る(宮川葉子)
はじめに 『楽只堂らくしどう年録』は、柳沢吉保(1658~1714)の公用日記である。原本は、財団法人郡山城史跡・柳沢文庫保存会、略称「柳沢文庫」所蔵。楽只堂は吉保の号。彼は徳川5代将軍綱吉(生没1646~1709、在職1680~1709)の側用人そばようにんとして大老格に到った。 源氏物語の研究か […]
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凡例のない辞書――『日葡辞書』を読み解くために(中野 遙)
キリシタンの日本語学習の集大成『日葡辞書』 16世紀の大航海時代、日本では、イエズス会宣教師によるキリスト教布教活動が行われる。その中で、布教を目的として、イエズス会を中心に編纂・刊行された出版物の事を、キリシタン版と呼ぶ。キリシタン版には、修徳書・教義書の他、文学書や語学辞書も含まれる。 『日葡辞 […]
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影印から読み解く多彩な情報-高精細カラー版で『碧山日録』を読む-(山家浩樹・東京大学史料編纂所)
◆説話文学の源泉を知る天下の孤本 「碧山日録」は、東福寺の僧侶太極(1421~?)の日記である。残存年次は、1460年代、応仁・文明の乱前夜から最中の時期にあたる。社会情勢に加え、勉学に伴う内容が多い。失われた典籍からの引用のほか、僧伝など多彩な記事は、説話文学の源泉を知る上でも注目されている。 前 […]