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文学・歴史資料のデジタル加工入門
2016/06/22
「正規表現」を使ってデータを加工してみよう 【文学・歴史資料のデジタル加工入門1】(木越 治)
【はじめに】 コンピュータと付き合うようになって30年以上が経過した。はじめてコンピュータを買ったのは、忘れもしない昭和60年(1985)の秋。マシンは、NECのベストセラー機PC9801VM2。NECのサイトに載っているデータによると定価415,000円とある。B4用紙も印刷できる大きなプリンタと […]
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古書通信
2016/06/20
天目山荘・武者宗十郎 【日本古書通信 編集長だより6】
「日本古書通信」2016年6月号に掲載した、萱場健之さんの「『亘理町立図書館和漢古書目録』と天目山荘のこと」で、伝説の蒐書家・天目山荘は、通説となってきた武者惣藏(昭和6~平成25)ではなく、その父・宗十郎(明治12~昭和28)であることが書かれている。武者家は宮城県亘理町の阿武隈川水運を担ってきた […]
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活版印刷の基礎知識
2016/06/13
印刷所の仕事4 校正出校【活版印刷の基礎知識6】
組み上がった頁は、校正刷り専用の小型印刷機(校正機)を使って、通常二頁分が一枚の紙に印刷される。 活版印刷所の場合、印刷所内部の校正者によって校正(内校)され、文選・植字段階での間違いは訂正される。 ストックが切れている活字は、再校時に組み入れるための手配がなされる。 その際、在庫のない活字は文字面 […]
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出版部
2016/06/7
短冊・トラウマ―『誹諧短冊手鑑』刊行に際して:後編 (奈良大学名誉教授 永井一彰)
<「前編」はこちら> 本手鑑の資料的意義は、ほぼ次の三点に尽きる。 その一は、貞門・談林期の俳諧に関わった人々の第一級の筆跡資料であるということである。芭蕉が江戸談林宗匠の一人としてしか扱われていないという事実が象徴するように、俳諧史観が十分に成熟していない時代の限られた期間に、古筆鑑定に関わる人物 […]
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創業者 八木敏夫物語
2016/06/6
収集家の心生かす【創業者 八木敏夫物語6】
昭和46年11月14日、4年前のこの日に亡くなった天理教・中山正善ニ代真柱の墓前に、1冊の本が供えられた。以後15年をかけることになる「天理図書館善本叢書」刊行の第1回配本『和名類聚抄・三宝類字集』である。 天理図書館は、収集本の質の優秀さ、豊富さで有名だ。本に詳しい外国の人の口にのぼる日本のライブ […]