サービスのご案内
古典籍・古文書の高精度な写真版複製
宮内庁正倉院事務所、天理大学附属天理図書館、尊経閣文庫など、日本に伝わる古典籍・古文書などの貴重な文化財を、高精度な写真版にて複製する事業を行っております。
古典籍・古文書の高精度な翻刻
史料纂集シリーズに代表されるように、日本史学・日本文学をはじめ、日本文化研究に必要な史料を翻刻する事業です。これまで翻刻のされてこなかった古典籍・古文書や、既刊のものでも現在の水準では全面改訂の必要なものについて、人名・地名を比定した校訂による註、内容を把握できる標出などを付して刊行いたします。
高度な人文学系学術研究書の出版
文学・歴史・考古・演劇などの各ジャンルを学際的に取り扱い、先進の研究者による高度な学術研究書、論文集を刊行しております。
デジタル化への取り組み
1995年、小社では近代文学研究に必須の雑誌「文章倶楽部」をCD−ROM版近代文学館として刊行。はじめての学術雑誌の電子化をいたしました。以来、近代雑誌については「太陽」「文芸倶楽部」「校友会雑誌」などをDVD版、Web版として刊行、各界から高い評価をいただいております。
2014年には「Web版群書類従」をリリース。塙保己一らが編纂・翻刻した史料の全文テキストデータベースをジャパンナレッジのコンテンツ「JKBooks」としてWeb版で刊行いたしました。
オンデマンド出版(受注生産)への取り組み
品切・絶版とならないように、弊社では2013年より、著作権者のご許可をいただいた上、オンデマンド版(受注生産)での製作・販売に取り組んでおります。現在まで、およそ200点をこえる書籍を復刊しております。
続群書類従完成会の出版事業を継承
2006年9月に閉会しました続群書類従完成会の出版事業を、2007年6月より八木書店が継続いたしました。
続群書類従完成会は大正11年に創業し(国書刊行会:明治38年創立の後身)、主に日本史、日本文学関係の専門書を多数出版してきました。正・続・続々群書類従の刊行など、特に史料集の刊行には定評があり、現在刊行中の史料纂集(古記録編・古文書編)は、大日本古記録や大日本古文書に匹敵し、かつその欠を補う基本史料の一大叢書です。
続群書類従完成会の約500点の既刊書については、八木書店発売として、今後継続販売をいたします。また、史料纂集シリーズおよび同会企画となっていた刊行物は、著者のご了解を得た上で八木書店として出版事業を継承いたします。
史料纂集ほか定期刊行物の配本につきましては、同会から引き継ぎました定期台帳に従いお届けさせていただきます。引き続きのご購読をよろしくお願い申し上げます。
- 史料纂集 古記録編
- 日本史学・日本文学ほか、日本文化研究に必要な古記録を翻刻したシリーズ。
- 史料纂集 古文書編
- 日本史学・日本文学ほか、日本文化研究に必要な古文書を翻刻したシリーズ。
- 群書類従(正・続・続々)
- 正・続:江戸の国学者・塙保己一(1746-1821)が重要かつ基本の資料を蒐集して編纂した叢書。
続々:塙保己一の『群書類従』『続群書類従』にならって正続『群書類従』に漏れた資料等を収録。 - 系図・家紋
- 群書類従系図収録の「群書系図部集」、江戸時代の「寛永諸家系図伝」「寛政重修諸家譜」や「家紋でたどるあなたの家系」など。
- 補任関連
- 式部省・外記・弁官などの役職名簿。古典籍・古文書を読むための基本資料。