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- 2024/04/5
- 出版部『日本漢籍受容史』が『和漢比較文学』(山田尚子先生)・『大東文化大学漢学会誌』(田中良明先生)で紹介
- 2024/04/4
- 出版部新刊『西山宗因の研究』自著解説コラムを掲載しました
- 2024/04/3
- 日本古書通信「日本古書通信」4月号(89巻4号)4月16日発売
- 2024/03/19
- 出版部「西福寺文書」「青方文書」が重要文化財に指定されました
- 2024/03/11
- 日本古書通信「日本古書通信」3月号(89巻3号)3月15日発売
特集・イベント
コラム
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〈言葉〉と〈行為〉のあいだ ―西山宗因の〈心〉を探る―(尾崎千佳)
西山宗因の生涯と研究史 西山宗因は、慶長10年(1605)、加藤清正家臣の子として肥後熊本に生まれた。青年時代は加藤家家老に仕えていたが、同家改易により牢人し、29歳の寛永10年(1633)、上京して連歌師に転身する。正保4年(1647)、43歳にして摂津中島天満宮の連歌所宗匠に就任したのち、大名・ […]
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〈交通〉から日本の古代国家形成を考える 【自著解説】中野高行『古代日本の国家形成と東部ユーラシア〈交通〉』
東部ユーラシアで展開された〈交通〉の実相を明らかにし、日本の古代国家形成にどのように作用したのかを考える。 経済・軍事・政治・文化を規定する〈交通〉という新しい視点 一般的に、人あるいは物が移動することと定義される「交通」について、石母田正は新たな概念として規定した。石母田による「交通」は、経済的側 […]
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イエズス会が刊行した文法書を読む―『天草版ラテン文典巻一全釈』刊行の弁―
「天草版ラテン文典」とは 「天草版ラテン文典」(1594年天草刊)は、イエズス会が刊行したキリシタン版日本語文典3種の最初の文典であり、ラテン文法の枠組みで日本語を論じた初の文法書である。 という教科書的な一行なら、今やchatGPTでも書けそうだが、「天草版ラテン文典」の原文に即して、その日本語文 […]